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名称 清薗寺のスギ (せいおんじのすぎ)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 兵庫県丹波市市島町下竹田(注3)
〃 3次メッシュコード 5235−61−91
〃 緯度・経度 北緯35度14分56.5秒
東経135度08分25.7秒
丹波市指定天然記念物(1979年3月19日指定)
撮影年月日 2015年7月26日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)地元の方々と檀家の方々が共同で設置した「清薗寺の大杉」と題した案内板による
注3)2004年11月1日、氷上郡内6町が合併して丹波市誕生。旧行政区は氷上郡市島町
竹田小学校の北東約400mに、高野山真言宗鎌倉山清薗寺がある。大江山の鬼退治伝説を伝える古刹だ。
その境内に立つ大杉が丹波市から文化財(天然記念物)指定を受けている。
大杉が立つのは、本堂の100mほど手前の薬師堂(瑠璃光殿)近く。この薬師堂も丹波市指定文化財。
大杉について、案内板の説明を要約して紹介しよう。
もとは高さが30mあった。ここ50年間に3度の落雷に遭って損傷を受け、今は高さ23m。3度の落雷では、いずれもわが身を犠牲にして薬師堂を守ってくれた。
薬師堂屋根葺き替えの際、その財源とするため、一旦は売却されたが、大杉を惜しむ声が上がり、有志による「大杉保存会」が買い戻した。
1999年には樹木医の治療も受けたようで、説明文は「願わくば、この大杉は二十一世紀も地域のシンボルとして元気な姿を留めてもらいたい」と結ばれていた。 |
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