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画像:清河寺の大ケヤキ_1

画像:清河寺の大ケヤキ_2
名称 清河寺の大ケヤキ
    (せいがんじのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 650年(注3)
所在地の地名 埼玉県さいたま市西区清河寺(せいがんじ)(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5339−74−16
 
〃 緯度・経度 北緯35度56分09秒
           東経139度35分01秒
埼玉県指定天然記念物(1958年3月20日指定)
撮影年月日 2004年9月4日

注1)1997年3月に埼玉県教育委員会と大宮市教委奥委員会(注4)が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注3)現地の案内板による
注4)平成13年(2001)5月1日、浦和・大宮・与野の3市が合併して「さいたま市」となった。旧行政区は大宮市





 大龍山清河寺は、地名の由来となった臨済宗円覚寺派の名刹。延文5年(1360)、初代鎌倉公方足利基氏が、兄竹若の菩提を弔うため、鎌倉円覚寺より仏慧禅師を開山に招いて創建したと伝える。
 ケヤキの名から、清河寺境内にあると見当をつけて訪ねたが、そこにはなく、南東に150mほど離れた地に立っていた。
 傍らに小さな祠があり、案内板には「神明社の御神木」とある。後日、旧環境庁刊「日本の巨樹・巨木林」で調べたら、所有者は社寺でなく、個人とあった。ケヤキに冠せられた清河寺の名は、寺のことではなく、地名を表しているのかも知れない。
 周囲を広くとって、根を傷めないよう保護しているのだが、幹の約半面は朽ちて失われ、樹脂(?)が充填されている。大枝も全て切断されてしまった。
 樹勢が旧に復することは望めないまでも、なんとか少しでも長く、生命の火を点し続けてほしいものである。
 
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