ページタイトル:佐用の大イチョウ 当サイトのシンボル

画像:佐用の大イチョウ(幹と並ぶ) 名称 佐用の大イチョウ (さようのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 8.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 兵庫県佐用郡佐用町佐用
 〃 3次メッシュコード 5234−42−09
 〃 緯度・経度 北緯35度00分19.7秒
           東経134度21分44.2秒
兵庫県指定天然記念物(1973年3月9日指定)
撮影年月日 2011年5月14日

注1)佐用町観光協会が設置(設置年月不詳。この名称は天然記念物指定名称とも一致している)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 佐用駅から東に向かうJR姫新線と智頭急行智頭線が分かれるあたり。兵庫県佐用庁舎の裏手に小さな公園があり、そこに大イチョウが立っている。公園のすぐ脇を線路が通っているので、JRでも智頭急行でも、いずれの車窓からも、このイチョウがはっきり見えることだろう。
 案内板の説明では、かつてここには赤松氏に関わる如意輪山万願寺なる寺があったが、江戸時代中期までには衰退して小さな観音堂が残るのみとなっていた。そして、その傍らに太さ二丈(約6m)ばかりの大イチョウがあったと、「播磨鑑(はりまかがみ)」に記されているという。それがこのイチョウのことであることは、まず間違いあるまい。
 佐用町の木はイチョウである。大イチョウは町民の誇りなのだろうと思われる。
 「ハァー佐用よいとこ大いちょう」で始まる「いちょうばやし」という新民謡もあるようだ。盆踊りで踊られることもあるのだろうか。 
 
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