ページタイトル:沢田の大杉 当サイトのシンボル

画像:沢田の大杉(幹と並ぶ)

画像:沢田の大杉(全景)
名称 沢田の大杉 (さわだのおおすぎ)
名称の典拠 路傍の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 7.3m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 島根県鹿足郡吉賀町沢田(注4)
 〃 3次メッシュコード 5131−47−13
 〃 緯度・経度 北緯34度20分50.7秒
           東経131度55分08.6秒
吉賀町指定天然記念物(1965年3月20日指定)
撮影年月日 2011年8月18日

注1)多分、合併前の六日市町が設置したと思われる
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)旧六日市町文化財審議会が設置した標柱の側面にこう書いてあった
注4)2005年10月1日、柿木村と合併して吉賀町(よしかちょう)に。旧行政区名は鹿足郡六日市町





 旧六日市町役場の西方で高津川を渡り、山裾を中国自動車道と並行して西に向かうと、間もなく左側にこの大杉が見えてくる。
 矢印表示の近くに駐車スペースがあったので、そこに車を置いて歩いた。
 大杉は、高台の墓地の先。一段高いところ。
 注連縄はないが、反対側に回ってみると、小さな祭壇があり、御幣が立てかけられていた。信仰対象とされているらしい。
 このスギの魅力は、その枝振りである。
 下から見上げると、殆どの大枝が普通に伸びているのに対し、いくつかの大枝が右に旋回するような形で上に向かっている。そのため、大枝の配置が多少アンバランスになっている個所もあるが、全体としては、形の整った大きな樹冠を形作っている。
 大枝・小枝を問わず、切断痕が多く見られる。これだけ密集すれば枯れたりする枝もあるだろう。付け根で切られているのは、よく手入れされている証拠だと思われる。
 樹勢も良さそうだ。島根県に於けるスギの名木と言ってもいいのではなかろうか。
 
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