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名称 沢田稲荷のけやき (さわだいなりのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注3)
推定樹齢 420年以上(注2)
所在地の地名 福島県大沼郡会津美里町和田目(沢田)(注4)
〃 3次メッシュコード 5639−26−26
〃 緯度・経度 北緯37度31分35.1秒
東経139度49分54.3秒
会津美里町指定天然記念物(1991年1月10日指定)
撮影年月日 2017年7月7日
注1)会津美里町教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測(案内板は4.9m)
注4)2005年10月1日、大沼郡内3町村が合併して会津美里町誕生。旧行政区は大沼郡新鶴村
沢田の稲荷神社は、磐越自動車道新鶴(にいつる)パーキングエリアの西南西約900m。(新鶴PAにはスマート・インターも付属)
神社境内は小高い丘のようになっていて、案内板によれば、ここは葦名(蘆名)氏17代盛興(もりおき。1547〜74)の臣、沢田兵庫光高が築いた館跡なのだそうである。元亀元年(1570)、光高が館内に稲荷神社を勧請したのが当社の始まりらしい。
参道の石段を登り切ったところ、向かって右側に天然記念物の大ケヤキが立つ。
途中から大きく3支幹に分かれ、それらが大きな樹冠を支えている。
参道側に出た根の1本が、幹を巻くような姿で伸びているのが面白い。(どうしてこんな形になったのだろうか)
このケヤキは、稲荷神社勧請時に植えられたと考えられているようで、それが推定樹齢の根拠なのだろう。
なお、境内には、この個体の他にもケヤキが多く、二番手も幹囲4mを超えていそうだ。3m前後のスギもある。
また、幹囲はまだ2m未満だが、ミズキとしてはなかなかの大木もあって、私が訪ねた時には、花を満載して歓迎してくれた。 |
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