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名称 猿喰のケヤキ (さるくいのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 8.1m(注2)
推定樹齢 550年(注3)
所在地の地名 茨城県常陸太田市徳田町(注4)
〃 3次メッシュコード 5540−14−60
〃 緯度・経度 北緯36度48分12.9秒
東経140度29分52.0秒
茨城県指定天然記念物(1997年1月27日指定)
撮影年月日 2008年3月1日
注1)旧里美村教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
注4)2004年12月1日、常陸太田市に合併。旧行政区は久慈郡里美村
里川左岸、県道22号(北茨城大子線)の対岸を三ツ目林道が走る。利用者が多いとは思えないが、アスファルト舗装の林道である。「猿喰のケヤキ」はその途中に立っている。多分、林道は、ケヤキの訪問者のために整備されたのだろう。
それにしても、「猿喰のケヤキ」とはまた衝撃的な名である。このケヤキとサルに因む伝説でもあるのかと思ったが、そうではなく、猿喰は当地の小字名であるらしい。
ケヤキ周辺は小公園のように整備されている。この地の人々の自慢のケヤキなのだ。
太い主幹がスッと伸びるタイプとは異なり、立ち上がって間もなく数多くの大枝に分かれて、大きな樹冠を支えている。枝張りの範囲は相当なものだ。樹勢も良さそうだ。
根元に丸く見えるのは、幹の瘤ではなく、岩石なのだが、いまやケヤキの一部のように見える。
標記データは、旧環境庁が定めた調査要項に則り、高地側の1.3m上方で幹囲を計測したものと思われる。
正面から見た印象は、もっと大きい感じがした。
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