ページタイトル:佐良志奈神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:佐良志奈神社のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 佐良志奈神社のケヤキ
    (さらしなじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県千曲市若宮(注2)
 〃 3次メッシュコード 5438−51−81
 〃 緯度・経度 北緯36度29分16.5秒
           東経138度08分28.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年5月3日

注1)「M式」を真似て実測
注2)2003年9月1日、1市2町が合併して千曲市誕生。旧行政区は埴科郡戸倉町(はにしなぐんとぐらまち)





 しなの鉄道(旧JR信越本線)戸倉駅の南から西に向かい、千曲川(ちくまがわ)に架かる大正橋(たいしょうばし)を渡ったすぐ先に佐良志奈神社が鎮座する。
 橋の途中から正面に石鳥居が見えているが、本来の表参道はこの石鳥居とは反対側にある。(県道から少し入った境内の北側に参詣者用駐車場あり)
 延喜式神名帳にその名が見える古社で、祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、大鷦鷯命(おおさざきのみこと)の3柱。いわゆる八幡神(応神天皇)とその母(神功皇后)、それに仁徳天皇である。
 社叢にはさまざまな樹種が混じるが、いかにもケヤキ大国長野県の神社らしく、ケヤキの巨木がやはり多い。
 それらのうち、正親町三条実愛(おおぎまちさんじょうさねなる)卿の書による社号柱がある表参道脇の1本と、駐車場角の1本が大きいように思われた。
 左図は駐車場角に立つ方で、主幹を途中で失い、正直に言って見栄えする姿ではないが、樹勢は悪くない。
 他方、表参道脇の方は姿も樹勢も良いのだが、残念ながら幹囲がまだ5mに届かない。
 境内にはこれらに続くケヤキも多く、もう100年もすれば見事な社叢になることと思われる。
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