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名称 堀の内の桜 (ほりのうちのさくら)
名称の典拠 なし
樹種 エドヒガン
樹高 21m(注1)
目通り幹囲 4.4m(注1)
推定樹齢 600年(注1)
所在地の地名 岩手県北上市更木(さらき)27地割
〃 3次メッシュコード 5941−01−12
〃 緯度・経度 北緯39度21分08.1秒
東経141度09分15.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年4月18日
注1)北上市が設置した保存樹木案内板による
北上市北部、花巻市との市境から100mほどの地点に立つ桜。桜の東に80mほど離れて東北新幹線が通る。
昔、このあたりの北上市は和賀郡に属し、花巻市は稗貫(ひえぬき)郡に属していた。今の市境は桜より北に100mほどのところだが、かつては桜の場所が郡境だったのだろうか。上記案内板には『昔から和賀稗貫の境の桜との言い伝えがあり(後略)』と記されている。
昭和49年(1974)11月20日、北上市から保存樹木第59号に指定された。
指定から50年を経て、樹高も低くなり、傷みもかなり進んできたようだ。でもまだ健気に頑張っている。
訪ねた時の花は、もう葉桜と称して良さそうな状態。
あとは私事だが、実はこの探訪旅行は、花巻市に始まり北上川に沿って岩手県中央部を南下する予定だったのだが、この葉桜状態の桜に直面して続行を断念。このまま南下しても花は見られそうにないので、遠野など北上川本流から少し離れた山地をめぐることに変更した。花期の見込み違いに己れの無能を悔やむことしきり。
ところで樹名の「堀の内」だが、桜が立つ場所の地名である。(地理院地図に載っている) |
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