ページタイトル:狭野神社のスダジイ サイトのシンボル

画像:狭野神社のスダジイ

画像:狭野神社のスダジイ(幹と並ぶ)
名称 狭野神社のスダジイ
    (さのじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 16m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 350年(注2)
所在地の地名 石川県能美市佐野町(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5436−54−11
 
〃 緯度・経度 北緯36度25分43.0秒
           東経136度30分43.7秒
能美市指定天然記念物(「狭野神社の社叢」として、1977年12月8日に灌木や下草も含めて境内林全体を指定)
撮影年月日 2007年6月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)能美市教育委員会が設置した案内板による
注3)2005年2月1日、能美郡内の3町が合併して能美市誕生。旧行政区は能美郡寺井町





 狭野神社は、寺井町の九谷陶芸村の西700m。延喜式神名帳にすでに名が見える古社だという。
 昔は東方、狭い谷間の野原の奥にあり、それが社名になったと伝えている。祭神は素盞嗚命(すさのおのみこと)のほか、明治41年(1908)に神田神社を合併して天照大神、豊受比当スを加え、3柱となった。(社名について、スサノオ神社が訛ったとは考えられないのだろうか?)
 境内の弁天山には当地の陶工斎田伊三郎を祀る祖霊社がある。5月3日〜5日には茶碗祭も行われる。九谷焼と関係の深い神社でもある。
 原生林の趣きを持つ境内林は、雨の日だったこともあって、薄暗くひんやりしていた。
 境内一のスダジイは拝殿の左横(向かって右)に立っている。ごつごつした幹肌は生きてきた長い時間を無言で物語る。
 柵があって近づけないのが残念。
 
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