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名称 三沼大ケヤキ (さんぬまおおけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 400年以上(注3)
所在地の地名 新潟県長岡市赤沼(注4)
 〃 3次メッシュコード 5638−37−10
 〃 緯度・経度 北緯37度35分55.7秒
           東経138度52分27.6秒
長岡市指定天然記念物(2001年6月12日指定)
撮影年月日 2013年9月28日

注1)まったくの目分量
注2)高地側の地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注3)「大欅の由来」碑より
注4)2005年4月1日、広域市町村合併により長岡市に編入合併。旧行政区は南蒲原郡中之島町





 支流の刈谷田川(かりやたがわ)が本流の信濃川に合流する地点から、刈谷田川を上流側に約3km。左岸堤防下に、この大ケヤキが立つ。
 17世紀の初め、ここに大六間という集落が出来た。元和4年(1618)には、集落の9戸が協力してここに神明神社を建てた。ケヤキもその頃に植えられたのかも知れない。最初は、鎮守の森のケヤキだったようだ。
 時が下って明治13年(1880)、ケヤキの下に三沼小学校が作られた。三沼(さんぬま)の名は、この地区に大沼・小沼・赤沼の3集落があり、みな集落名に「沼」がついたから。その時代は、三沼小学校のケヤキだったわけだ。
 その三沼小学校も、昭和48年(1973)3月に廃校となった。現在はその跡地が公園として整備されている。
 その間、ケヤキはここでじっと立っていた。
 人間とは、なんと目まぐるしい生き方をする生物だろう、などと思っているかも知れない。
 
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