ページタイトル:大船渡の三面椿 当サイトのシンボルマーク

画像:大船渡の三面椿 名称 大船渡の三面椿
    (おおふなとのさんめんつばき)
名称の典拠 現地の石造案内板(注1)
樹種 ヤブツバキ
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 3m(注3)
推定樹齢 1400年(注2)
所在地の地名 岩手県大船渡市末崎町字中森
 〃 3次メッシュコード 5841−35−88
 〃 緯度・経度 北緯38度59分35.3秒
           東経141度43分40.0秒
岩手県指定天然記念物(1969年6月6日指定)
撮影年月日 2017年5月14日

注1)2000年3月11日に大船渡市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)案内板では「根元のまわりは約八メートル」とあったが、実際はずっと小さく、目分量で3m前後と思われる





 門之浜湾(かどのはまわん)の北から碁石海岸に向かう県道が275号(碁石海岸線)だ。
 県道を進んで行くと、中森集落への交差点のところに三面椿への案内表示が出ていた。
 三面椿は熊野神社境内。拝殿に向かって右端、道路のすぐ近くに立つ。
 案内板によれば、社殿の東、南、西の三面に椿があったと伝えられていることから「三面椿」と呼ばれているのだという。種類としては普通のヤブツバキのようだ。ツバキの花または樹形に因む名前かと想像していたところ、肩すかしを食った感じ。
 ツバキとしては確かに大株であるが、大きさ、推定樹齢ともに、案内板の数値は大きすぎるのではないだろうか。
 身近な宝物を誇りたい気持ちは分かるが、サバの読み過ぎは、かえって興を削いでしまうものである。
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