ページタイトル:三皇神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:三皇神社のクスノキ


画像:三皇神社のクスノキ(全景)
名称 三皇神社のクスノキ (さんこうじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 7.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 愛媛県四国中央市妻鳥町(めんどりちょう)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5033−74−85
 〃 緯度・経度 北緯33度59分33.7秒
           東経133度34分14.3秒
愛媛県指定天然記念物(1979年3月20日、「棹の森」の名で境内林全体を一括指定)
撮影年月日 2013年3月24日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による。ただし、幹囲について四国中央市の公式サイトでは6.2mとしている
注2)2004年4月1日、2市1町1村が合併して四国中央市誕生。旧行政区は川之江市





 三皇神社は、市立妻鳥小学校の北。
 今はすっかり市街地化しているが、かつてここには、南北に細長く延びた森があった。「棹(さお)の森」(「佐遠の森」とも書く)である。森がずいぶん細長かったことから、こう呼ばれるようになったと伝えられているらしい。
 その一部が現在も残り、暖帯性広葉樹が豊富に見られるとして、愛媛県から天然記念物指定を受けた。
 「棹の森」の頭領がこのクスノキ。鳥居をくぐってすぐ右手。ご神木とされている。
 高札形の案内板に、「大日本老樹名木誌に全国三十六番の大楠と記載する名大木」云々とある。氏子さんたちが誇りに思う気持ちが伝わってくる。
 「大日本老樹名木誌」は大正2年(1913)刊行。著者は本多静六(ほんだせいろく)博士。当時としては、実に精力的に各地を調査された。
 しかし、その後、旧環境庁時代に全国一斉調査がなされ、人々の知る巨樹の数が格段に増えた。現在では、12mの幹囲があっても50位以内が覚束ない状況である。
 
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