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名称 三社宮の大イチョウ
(さんじゃみやのおおいちょう)
名称の典拠 現地の樹名柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 8.8m(注2)
推定樹齢 450年(注3)
所在地の地名 山形県西村山郡河北町谷地内楯
〃 3次メッシュコード 5740−52−05
〃 緯度・経度 北緯38度25分36.6秒
東経140度18分59.7秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2004年8月4日
注1)1986〜87年に、山形県、山形県緑化委員会、山形新聞社、山形放送の4者が、山形県政110周年、山形新聞創刊110周年を記念して「グリーンやまがた110景」を選定した。このイチョウも110景に選ばれたことを示す樹名柱
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)三社宮についての案内板(河北町が設置、設置年月不詳)に、イチョウは永禄(1558〜70)頃の谷地城築造を機に植えられたらしき記述がある。そこから算定した
永禄(1558〜70)の頃、谷地に進出した白鳥十郎長久は、ここに城を築き、鬼門の守護として城内に熊野三所権現を祀った。それが今の三社宮の前身である。
イチョウは、その頃に植えられたという。天正12年(1584)、白鳥長久が最上義光に謀殺されてのち、まもなく谷地城は姿を消したが、神社とイチョウは残った。
慶応2年(1866)、谷地を大火が襲った。火に強いと言われるイチョウだが、大火のまっただ中にあっては、ひとり難を避けることは不可能だった。3日間もくすぶったと伝えられている。鎮火後、地際から芽吹いたものが大きくなって、今の姿になった。
以上、案内板のイチョウに関する部分の要約である。 |
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