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名称 酒波のタブノキ (さなみのたぶのき) 名称の典拠 なし 樹種 タブノキ 樹高 不明 目通り幹囲 8m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 滋賀県高島市今津町酒波 〃 3次メッシュコード 5336−10−11 〃 緯度・経度 北緯35度25分54.6秒 東経136度00分49.5秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2022年10月14日 「いし家の人々」ウェブサイトでこのタブノキを見つけ、訪ねてみることにした。(同サイトでは「深清水のタブノキ」として紹介されている) 確かに樹冠は大きいが、幹はそれほど太いように見えず、根元に立たなければ、これほどの規模だとは想像できそうにない。私なら、車窓から姿を認めても、きっと通り過ぎてしまったことだろう。「いし家…」氏の妥協の無い探求心に敬服する。 ご覧のような樹形で、近くで見ても、はたして全体で一株なのか、それとも2株がくっついたのかよくわからない。多少の願望を込めて、もとは一株だったと考えることにしたが、だとすると、ごっそり抜けている部分を満たす、とてつもない巨木だった時代があったわけだ。タイムスリップできるものなら、今から百年前はどうだったのか、二百年前はどうだったのか、是非とも見てみたいものだ。 このタブノキは、箱館山スキー場の東南東。境川が作った扇状地に立つ。境川左岸を酒波谷に向かって緩やかに登って行くと、酒波集落の手前で、左手に小さな森が見える。その中に立っている。 |
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