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名称 里宮佐久良太神社のスギ
(さとみやさくらたじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 岐阜県加茂郡白川町黒川(日面下)
〃 3次メッシュコード 5337−32−15
〃 緯度・経度 北緯35度35分53.7秒
東経137度18分55.1秒
岐阜県指定天然記念物(1967年6月14日指定)(注4)
撮影年月日 2011年11月12日
注1)岐阜県教育委員会が設置(設置年月不詳)。神社名の読み方は、岐阜県公式ホームページによる(岐阜県神社庁のページでは「さくらだじんじゃ」と読んでいる)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)現地の案内板(設置者名・設置年月とも不詳)による
注4)指定日は岐阜県公式ホームページによる。上記案内板には昭和42年7月25日と記されていた
捨薙山(983m)と箱岩山(979m)に挟まれた、標高460mほどの小盆地に佐久良太神社の里宮がある。(奥宮は、直線距離にして北方1.3kmほど、標高910mほどのピークの直下)
主祭神は菊理比□(「口」偏に「羊」)命(くくりひめのみこと)。白山神社の女神である。事実、明治5年(1872)までは白山神社と称していた。
単なる想像だが、寛永3年(1626)には木華之開耶比□(「口」偏に「羊」)命(このはなのさくやひめのみこと。木花咲耶姫命と表記されることが多い))を合祀しており、両姫神からサクラを連想して社号としたのであろうか。
拝殿のすぐ近くに大杉が立っている。里宮が少し高い位置にあることでもあり、姿の良い円錐形をした大杉の姿は、下の集落からよく見える。
当地のランドマークと言ってもよさそうだ。
ところで、話は変わるが、このあたりの大字名は黒川。飛騨川の支流黒川の上流部である。白川町には、ほかに白川も赤川も流れる。
それぞれ、水の色が違うのだろうか。 |
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