ページタイトル:桜木神社の大杉 サイトのシンボル

画像:桜木神社の大杉

画像:桜木神社の大杉(幹と並ぶ)
名称 桜木神社の大杉 (さくらぎじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 8.4m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 石川県鳳珠郡能登町鵜川(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5537−70−17
 
〃 緯度・経度 北緯37度15分32秒
           東経137度05分12秒
能都町指定天然記念物(1977年5月1日指定)
撮影年月日 2007年9月22日

注1)能都町教育委員会が設置(プラスチック製。割れて根元に落ちていたが、なんとか読めた)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年3月1日、3町村が合併して能登町誕生。旧行政区は鳳至郡(ふげしぐん)能都町





 山田川が富山湾に注ぎ込む直前、左岸側に標高64mの蓮光寺山がある。その北西麓に、かつて桜木神社が鎮座していた。
 伝承では、今から約6百年前、1.5kmほど北にあたる七見の海岸に漂着した御神体を祀ったのが神社の始まり。奉安する場所として、この大杉の樹下が選ばれた。だとすれば、600年前には既に相当な大杉だったことになる。それが推定樹齢の根拠なのだろう。(ちょっと疑わしいが)
 わざわざ、大杉の下を安住の地に選んだ御神体だが、神社は大正3年(1914)、菅原神社に合祀された。今は小さな祠と大杉が旧地を守っている。
 地上4mほどで、ほぼ同じ太さの2幹に分かれている。合体木だと思われるが、真偽は不明。
 立派な姿は、漁民が定置網を仕掛ける際の目印であったとも伝えられている。
 
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