ページタイトル:桜田熊野神社のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:桜田熊野神社のケヤキ 名称 桜田熊野神社のケヤキ
    (さくらだくまのじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県山形市桜田東1丁目
 〃 3次メッシュコード 5740−22−65
 〃 緯度・経度 北緯38度13分11.0秒
           東経140度19分15.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 山形大学医学部の北方に桜田熊野神社(正式な社号は「熊野神社」)がある。住宅街の神社だ。
 境内の由来記によれば、250年ほど前に紀州熊野から勧請したと伝えられているようだ。ご神体は黒い石だと伝えられているとか(今は誰も見たことがない)。
 神社前は元木部落に通じる作場道で、農作業の往き帰りに農民がここを通るのだが、神社前に来ると馬が暴れ、また肥桶を担いで通ると桶が大揺れして肥がこぼれる。これは熊野神の怒りだろうと案じた当時の人たちは、7尺(約2m)の深さに穴を掘り、神体を菰(こも)に包んで埋めてしまった。以来、異変は収まったという。
 と、こんなことが書いてあるユニークな由来記で、読んでなかなかおもしろい。(他にもいろいろなことが紹介されている)
 さて、ケヤキだが、社殿に向かって左手前に立っている。立ち上がってすぐに大きく3幹に分かれ、それぞれ勝手な方に向かっているものだから、撮影しにくい。
 大きさを十分に伝えきれなかったかも知れない。
 
ボタン:山形県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る