ページタイトル:坂下のケヤキ サイトのシンボル

画像:坂下のケヤキ

画像:坂下のケヤキ(幹と並ぶ)
名称 坂下のケヤキ (さこれのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 500年以上(注3)
所在地の地名 岐阜県下呂市小坂町坂下(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5337−72−20
 
〃 緯度・経度 北緯35度56分30.0秒
           東経137度15分12.4秒
岐阜県指定天然記念物(1970年12月12日指定)
撮影年月日 2009年4月19日

注1)設置者名、設置年月とも不詳。この名は天然記念物指定名称に一致している
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による
注4)2004年3月1日、益田郡内の4町1村が合併して下呂市誕生。旧行政区は益田郡小坂町





 飛騨川を堰き止める小坂ダムの近く、国道41号沿い(東側)に、神明神社が鎮座している。
 主参道は、現在の国道ではなく、今は生活道路となっている道に向いている。こちらが本来の飛騨街道だったのだろう。
 石段の下、鳥居の手前に、1本の大ケヤキが立っている。太い主幹が、こころもち斜めに立ち上がり、地上5mほどで数本の大枝を広げ、大きな樹冠を支えていたと思われる。
 しかし、年齢を重ねて樹勢が弱り、すでに根元から失われた大枝もあるようだ。今は、修復された痕跡から、かつての姿を想像するのみである。
 残った2本も、道路側に伸びたものは、人為的に伐られてしまった。光を求めてこちらに伸びたのだろうが、方向が悪かった。交通事故を未然に防ぐために、可哀想だが、ケヤキには我慢してもらったということなのだろう。
 ケヤキは、若葉が萌え出しつつある、といったところ。
 かつての勢いは望めないが、今のところ、樹勢は心配なさそうだ。
 
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