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画像:先ノ宮神社のケヤキ

画像:先ノ宮神社のケヤキ(幹と並ぶ)
名称 先ノ宮神社のケヤキ
   (さきのみやじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 8.2m(注2)
推定樹齢 伝承680年(注3)
所在地の地名 長野県諏訪市大和3丁目
 
〃 3次メッシュコード 5438−00−69
 
〃 緯度・経度 北緯36度03分18秒
           東経138度07分03秒
諏訪市指定天然記念物(1968年4月10日指定)
撮影年月日 2002年9月15日

注1)諏訪市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。ただし八十二文化財団のホームページ「長野県の文化財」は、樹高を21m、幹囲を8.5mとしている
注3)諏訪市が天然記念物に指定した当時、推定樹齢を650年とした。それに基づいて計算すると、2002年現在では約680年となる





 「先ノ宮」とは諏訪神社以前にあった神社の意味。平凡社「長野県の地名」によれば、祭神は高光姫命または稲背脛命といい、大和村の産土神であった。(佐久の新海社との関係も指摘されている。私見だが、「佐久ノ宮」が転じたということはないのだろうか?)
 また、この社の祭神たる女神は、諏訪明神がやってくる以前からこの景勝の地に住んでおり、諏訪明神から土地を所望されて拒絶したという伝説がある。そのため諏訪明神に外出を禁じられ、その後、門前に橋が架かることはなかったという。現在の門前は、ほんの一跨ぎの側溝だが、確かに橋はない。
 ところで、ケヤキである。社殿のすぐ脇、低い石垣の上に立っている。石垣は近年修復されたようだ。
 傷んだ箇所に雨水が浸入するのを防ぐため、金属板で覆われている。しかし、あまり見栄えが良くない。もう少しなんとかならないものだろうか。
 
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