ページタイトル:逆ヒバ 当サイトのシンボルマーク

画像:逆ヒバ 名称 逆ヒバ (さかさひば)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ネズコ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 4.8m(注2)
推定樹齢 伝1200年(注3)
所在地の地名 岩手県花巻市石鳥谷町小森林(こもりばやし)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5941−11−41
 〃 緯度・経度 北緯39度27分21.9秒
           東経141度08分22.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月9日

注1)2004年3月1日に旧石鳥谷町と石鳥谷町教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
注4)2006年1月1日、花巻市に合併。旧行政区は稗貫郡石鳥谷町





 JR東北本線花巻空港駅の北東約1.8km。国道4号が北上川の支流滝沢川(たきざわがわ)を跨ぐあたり。滝沢川の右岸側、国道のすぐ西に立つネズコ(クロベともいう)。車窓からもよく見える。(脇見運転注意)
 片側2車線の国道4号はまっすぐ伸びている。新しく出来たバイパスなのだろうと思っていたが、案内板には「逆ヒバは奥州街道の西脇に立」つとあって驚いた。この道がかつての奥州街道だったのだろうか。「古くから街道を往来する多くの旅人に親しまれ」てきたのだという。
 左図でお分かりのように、危うい樹勢ではあるが、まだ枯れてはいない。数は少ないが、しっかり葉をつけた枝も残っている。
 弘法大師が地面に挿した杖が根付いたとの伝説があるようだ。
 (当地に限らず、木の枝(細い幹)を杖にする場合、木が生きていた時とは逆に、根に近い太い方を手に、細い方を下にして持つため、挿した杖が根付いたとする伝承では、「さかさ○○」の名称をよく目にする)
ボタン:岩手県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る