ページタイトル:天満神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:天満神社のクスノキ

画像:天満神社のクスノキ(全景)
名称 天満神社のクスノキ
    (てんまんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 「西条市の文化財」(注1)
樹種 クスノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 9.7m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 愛媛県西条市坂元甲
 〃 3次メッシュコード 5033−61−61
 〃 緯度・経度 北緯33度53分20.5秒
           東経133度08分36.6秒
愛媛県指定天然記念物(1956年11月3日指定)
撮影年月日 2013年5月20日

注1)2013年2月に西条市教育委員会が刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 JR予讃線伊予氷見駅の南東約1.4km。北に向かって緩やかに傾斜する高台の耕地に、天満神社が鎮座する。周囲に視界を遮るものがないため、離れたところからも、社叢の緑がよく見える。
 左下図に見える明るい緑色がクスノキの樹冠である。これ全体が、なんと一株のクスノキのものだ。まさに「一木よく森を成す」という形容そのもの。
 愛媛新聞社「愛媛の巨樹八十選」によれば、枝張りは東西35m、南北46mに及ぶとか。(境域の形に合わせるかのように、南北方向の方が長い)
 樹冠の幅が広いのは、根元付近で複数幹に分岐する樹形に起因すると考えられる(そもそも融合木である可能性もある)。前方に伸びた大枝は、二ノ鳥居の手前まで届き、後方では、本殿のはるか先、裏の広場を横切って反対側まで達している。見事な広がりである。
 視界を遮るものがないということは、強風を遮るものもないということだ。
 それでこの勢いである。驚嘆するほかない。
 
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