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名称 西清寺のいちょう (さいせいじのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 32m(注2) 今はもっと低い
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 佐賀県鳥栖市田代上町(かんまち)
〃 3次メッシュコード 5030−04−62
〃 緯度・経度 北緯33度23分23.1秒
東経130度31分23.9秒
鳥栖市指定天然記念物(1974年5月13日指定)
撮影年月日 2012年7月28日
注1)1985年11月に鳥栖市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板による
旧長崎街道の近く、浄土宗西清寺境内のイチョウ。本堂に向かって右手前に立っている。
案内板によれば、天正年間(1573〜92)、勝尾城主筑紫広門(ちくしひろかど)が、側室の病気快癒を祈願して植えたとされているようだ。
ご覧のように、力強い根張りと、滑らかで美しい幹を持つイチョウである。第1回巨樹巨木林調査では、樹高も32mと報告されており、案内板に、鳥栖市内にあるイチョウのなかで「枝振りが最も良いいちょう」とされているのも頷ける。
しかし、その後何があったか、樹冠は大きく刈り込まれ、今ではすっかり小さくなってしまった。(「少し大きめの画像」に全景写真あり)
幸い、イチョウは性質の強い木である。
再び元のように素晴らしい姿に復活することを期待したい。 |
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