ページタイトル:西蓮寺のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:西蓮寺のムクノキ(幹と並ぶ) 名称 西蓮寺のムクノキ (さいれんじのむくのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 岐阜県揖斐郡揖斐川町和田
 〃 3次メッシュコード 5336−14−65
 〃 緯度・経度 北緯35度28分36.1秒
           東経136度33分50.5秒
岐阜県指定天然記念物(1968年8月6日指定)
撮影年月日 2011年5月8日

注1)岐阜県教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 支流の粕川と揖斐川本流に挟まれたところ、県道32号(春日揖斐川線)の北に、真宗大谷派西蓮寺がある。
 境内の石碑によれば、延暦年中(782〜806)の開基で、ずっと天台宗であったが、慶長年間(1596〜1615)、ときの住職であった権大僧都教雅が本願寺教如に帰依して浄土真宗に改宗、西蓮寺と寺号を改めた。
 標記のムクノキは築地塀の外側、山門のすぐ隣に立っている。慶長時代を知っているかどうか、微妙なところ。
 昭和34年(1959)の伊勢湾台風で主幹が折れ、上部を失った。そのため、全体にずんぐりした姿だが、小枝をたくさん出し、たくさんの葉を纏っている。樹勢は悪くなさそうだ。
 ムクノキは、巨木になると、根元付近の表情が力強くなり、風格を増す。このムクノキも例外ではない。
 既にもうなかなかの面構えである。
 
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