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名称 西蓮寺大イチョウ (さいれんじおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 28m/28m(注2)
目通り幹囲 6.2m/8.3m(注2)
推定樹齢 1000年/1000年(注2)
所在地の地名 茨城県行方市西蓮寺(注3)
〃 3次メッシュコード 5440−03−85
〃 緯度・経度 北緯36度04分17.7秒
東経140度26分17.4秒(注4)
茨城県指定天然記念物(1964年7月31日指定)
撮影年月日 2006年2月25日
注1)2002年3月に玉造町教育委員会が設置(注3)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版T」による。いずれも前者が1号株、後者が2号株のデータ
注3)2005年9月2日、行方郡内の3町が合併して行方市となった。旧行政区は行方郡玉造町
注4)これは「一号株」(上図)の位置
天台宗尸羅度山(しらとざん)曼殊院西蓮寺境内に、2本の大イチョウが立っている。いずれも茨城県指定天然記念物。
西側、国重文の相輪■(「木」扁に「棠」)(そうりんとう。注4)近くに立つのを1号株、東側に立つ方を2号株と呼んでいる。
案内板によれば、1号株は、元来もっと太かったが、明治16年(1883)の火災(注5)に焼け、細くなってしまったという。西蓮寺開山最仙上人の御杖銀杏と伝承されているようだ。
2号株については、大正6年(1917)の台風で主幹が途中から折れ、背が低くなってしまったようである。
しかし、現在においても、いずれも、なかなか見応えのある大イチョウであることに変わりはない。
2本とも、ギンナンを実らせない雄株である。
注4)弘安2年(1287)、元寇の戦勝記念に、中興慶弁阿闍梨が建立
注5)この火災で多くの伽藍を焼失。現在の本堂や鐘楼などは、その後に再建または移築された建物である。天文12年(1543)に建てられた仁王門(国重文)が火災を免れたのが、せめてもの幸いだった |
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