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名称 才ノ神のサワラ (さいのかみのさわら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 サワラ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 岩手県花巻市大迫町内川目久出内(注4)
〃 3次メッシュコード 5941−22−59
〃 緯度・経度 北緯39度32分46.2秒
東経141度21分56.2秒
大迫町指定天然記念物(1999年9月27日指定)
撮影年月日 2008年8月5日
注1)大迫町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境省が2000年に行ったフォローアップ調査による
注3)上記案内板による
注4)2006年1月1日、花巻市に合併。旧行政区は稗貫郡大迫町
早池峰湖から久出内に向かう一本道(下図でサワラの遠くに見える道)を走ると、集落の少し手前で、川の対岸に姿の良いサワラが立っているのが見える。
集落内の道標のお陰で、迷わずサワラに達することが出来た。サワラが立つのは、川床に向かって緩やかに傾斜する水田の一角。少し手前で車を降りて、土の道を歩いた。
サワラの根元には小さな祠。石鳥居には山祇神社をはじめ4社の名が記されている。
現在の交通路からは、ここが早池峰山への古道の分岐点だと聞いてもピンと来ないが、案内板には、その目印として植えられたと書かれている。
塞の神(さいのかみ=道祖神)は、村の入口にあって悪鬼が村に侵入するのを防ぐとともに、旅人の安全を守る神でもある。
このサワラも、神様と一緒に旅人を見守っていたのかも知れない。 |
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