ページタイトル:西光寺の大樟 サイトのシンボル

画像:西光寺の大樟

画像:西光寺の大樟
名称 西光寺の大樟 (さいこうじのおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 7.5m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 静岡県磐田市見付
 
〃 3次メッシュコード 5237−06−68
 
〃 緯度・経度 北緯34度43分29.2秒
           東経137度51分08.2秒
磐田市指定天然記念物(2005年11月21日指定)
撮影年月日 2006年12月24日


注1)1987年8月に所有者の西光寺が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による





 旧東海道見付宿の西、加茂川右岸に時宗東福山西光寺がある。案内板によれば、文永2年(1265)に真言宗の僧傾木が創建。建治〜弘安の頃(1280年前後)、時宗開祖一遍上人がこの地を訪れた際に改宗したという。
 境内は、市街地にあって、別世界のようだ。
 中泉代官所の門を移築したと伝える表門(市文化財)をくぐり、寛政元年(1789)建立の鐘楼門をくぐると、右手にこのクスノキが立っている。
 寺を開いた阿闍梨の名が傾木だからという訳ではないが、主幹が参道側に少し傾いている。折損枝が目立ち、上部の枝には葉のつきが悪い。老境に入ったことは否めないが、それでもまだ上空に多くの枝を伸ばしている。
 少し風があって、葉ずれの音がサヤサヤ聞こえた。
 時宗のお寺さんであることもあって、クスノキが一生懸命に名号を唱えているようにも思われた。
 
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