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名称 済広寺のカヤ (さいこうじのかや)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 カヤ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 伝承700年(注2)
所在地の地名 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
〃 3次メッシュコード 5239−10−23
〃 緯度・経度 北緯34度46分24.6秒
東経139度02分17.8秒
静岡県指定天然記念物(1965年3月19日指定)
撮影年月日 2020年2月4日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
伊豆急行伊豆稲取駅の南東150mほどの市街地に臨済宗建長寺派大慈山済広寺(濟廣寺)があり、境内に大きなカヤが立つ。(済広寺は「かやの寺」とも呼ばれる)
カヤは参道石段を登ったところ。駐車場からもよく見える。
なかなか立派なカヤだ。静岡県内トップクラスの大きさで、姿も良い。県の天然記念物指定も肯ける。(ただ、ちょっと葉の量が少ないように見える)
ところで、禅宗寺院というと、とかくおカタいイメージを持たれてしまうが、済広寺はとてもユニークなお寺だ。
同寺の公式ウェブサイトによると、稲取在住の山田さんという方がビルマ独立に大きな貢献をされたそうで、昭和48年(1973)にビルマ(現在のミャンマー)のネーウィン首相からビルマ国宝の釈迦如来坐像と竪琴をいただいたらしい。その後、それらは済広寺に奉納され、現在は宝物館で公開されている(要拝観料)。(私自身は時間の都合で拝観しなかったが)、カヤ見学の際は、ついでにご覧になったらいかがだろうか。 |
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