ページタイトル:西福寺のスダジイ サイトのシンボル

画像:西福寺のスダジイ(向かって左の個体)
 ↑山門を入って左手のスダジイ
名称 西福寺のスダジイ
    (さいふくじのすだじい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 8m/10m(注2)
目通り幹囲 7.6m/6.8m(注2)
推定樹齢 650年(注3)
所在地の地名 福井県敦賀市原
 
〃 3次メッシュコード
       5336−30−82
 
〃 緯度・経度(注4)
       北緯35度39分23.8秒
       東経136度01分55.5秒
敦賀市指定天然記念物(1983年4月1日指定)
撮影年月日 2008年4月27日
 
画像:西福寺のスダジイ(向かって右の個体)_1

 ↑↓山門を入って右手のスダジイ


画像:西福寺のスダジイ(向かって右の個体)_2

注1)敦賀市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。いずれも前者が向かって左手、後者が右手のスダジイのデータ
注3)案内板による
注4)これは向かって左手のシイの位置





 敦賀市北西部の山裾に、浄土宗西福寺がある。
 西福寺の創建は応安元年(1368)、開山は良如上人。多くの文化財伽藍を擁する名刹だ。書院庭園は国指定名勝。
 このほかにも紹介したいことはたくさんあるが、西福寺の公式ホームページに詳しいので、ここで多言する必要は無さそうだ。
 標記のスダジイ2本は、大きな三門の先。左右に1本ずつ立っている。
 いずれもかなりの老木だ。西福寺では、開山良如上人の御手植えと伝えている。
 スダジイのドングリは食べられる。飢饉に備えて、村人のために植えたのだとも伝えられている。
 年齢とともに主幹の勢いが衰え、背は低くなってしまったが、その分、巨大盆栽のような趣きが出てきた。
 2本を対比して言えば、、向かって右手の個体からは、手を広げつつ、全身を上方に伸ばそうとしているような印象を受けた。対して左手の個体は、どっしり腰を落とした姿。
 それぞれ単独でも十分立派なスダジイだが、一対であることの妙も捨てがたいように思われた。
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