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注1)敦賀市教育委員会が設置(設置年月不詳) 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。いずれも前者が向かって左手、後者が右手のスダジイのデータ 注3)案内板による 注4)これは向かって左手のシイの位置 敦賀市北西部の山裾に、浄土宗西福寺がある。 西福寺の創建は応安元年(1368)、開山は良如上人。多くの文化財伽藍を擁する名刹だ。書院庭園は国指定名勝。 このほかにも紹介したいことはたくさんあるが、西福寺の公式ホームページに詳しいので、ここで多言する必要は無さそうだ。 標記のスダジイ2本は、大きな三門の先。左右に1本ずつ立っている。 いずれもかなりの老木だ。西福寺では、開山良如上人の御手植えと伝えている。 スダジイのドングリは食べられる。飢饉に備えて、村人のために植えたのだとも伝えられている。 年齢とともに主幹の勢いが衰え、背は低くなってしまったが、その分、巨大盆栽のような趣きが出てきた。 2本を対比して言えば、、向かって右手の個体からは、手を広げつつ、全身を上方に伸ばそうとしているような印象を受けた。対して左手の個体は、どっしり腰を落とした姿。 それぞれ単独でも十分立派なスダジイだが、一対であることの妙も捨てがたいように思われた。 |
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