名称　佐比売山神社のタブノキ 　　　　（さひめやまじんじゃのたぶのき） 名称の典拠　なし 樹種　タブノキ 樹高　１５ｍ（注1） 目通り幹囲　５．０ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　島根県大田市三瓶町多根 　〃　３次メッシュコード　５２３２−６４−０８ 　〃　緯度・経度　北緯３５度１０分２０秒 　　　　　　　　　　　東経１３２度３５分５６秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１１年８月２２日 注1）環境庁「日本の巨樹･巨木林 中国･四国版」による 　老スダジイがある佐比売山神社には、タブノキの巨木もある。 　こちらは社殿に向かって左手。これも小さな祠の後方に立っている。老スダジイよりも樹勢は良さそうだ。 　話は変わるが、延喜式神名帳（927年）に安濃郡佐比売山神社の名が載っているらしい。それが今に引き継がれていると早合点しそうだが、平凡社「島根県の地名」は、近世資料に、同名の神社が多根村以外にもあって、いずれがそうだとは断定しがたい、とある。 　ただし、文明４年（1472）３月に野火に類焼して焼失した後、同８年（1476）に再建されたときの棟札が現存するという。従って、少なくともその時点では、もうここにあったことは確かだ。 　タブノキと、どっちが古いのだろう。