ページタイトル:龍蔵桜 当サイトのシンボルマーク

画像:龍蔵桜 名称 龍蔵桜 (りゅうぞうざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 オオヤマザクラ
樹高 不明
目通り幹囲 4.5m(注2)
推定樹齢 70年(注2)
所在地の地名 山形県東置賜郡川西町小松新町
 〃 3次メッシュコード 5740−00−24
 〃 緯度・経度 北緯38度01分38.3秒
           東経140度03分32.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年4月18日

注1)新町龍蔵桜保存会が設置(設置年月不詳)
注2)「桜日和」による





 JR米坂線犬川(いぬかわ)駅の東方少し北寄り約600m、国道287号のすぐ東に立つ桜。樹高は低いが、桜の周囲が開けているので、花の季節にこの桜を見落とすことは無いと思われる。
 訪問前、その名前から龍蔵という人物を想像していたのだが、違った。
 上記案内板によると、次のような由来があるらしい。
 今から約1千年前に龍蔵院という寺が開かれた。だが、5百年後に焼失。後継者もなく、龍蔵院は途絶えた。
 それを知った地区の青年たちが、この地の『先祖の霊を末永く弔う意味と、龍蔵院開院千年記念という事で植樹した桜』なのだそうである。
 やや肩すかしをくったような感じもするが、若者たちが自分の住む土地に親しみを持ち、その歴史や先人たちに思いを巡らすことは悪くない。私も心の中でエールを送りたい。
 そんな青年たちの気持ちを代弁するように、桜も見事に咲き誇っていた。
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