ページタイトル:柳山寺大歳神社のムクノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:柳山寺大歳神社のムクノキ(幹と並ぶ) 名称 柳山寺大歳神社のムクノキ
    (りゅうさんじおおとしじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 14m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 兵庫県多可郡多可町八千代区大和(柳山寺)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5234−37−90
 〃 緯度・経度 北緯35度00分01.5秒
           東経134度52分27.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年7月24日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)旧八千代町の景観保全樹木に指定されたことを示す案内板(旧八千代町が設置?)による
注3)2005年11月1日、多可郡内の3町が合併して多可町誕生。旧行政区は多可郡八千代町





 大和川(やまとがわ)左岸、県道34号(西脇八千代市川線)沿い、観音寺バス停の近くに大歳神社が鎮座している。神社の隣は柳山寺農村公園。
 ムクノキは地上5mほどで2幹に分かれ、大きなフジが絡みついている。今のところはムクノキの樹勢に影響が出ていないようだが、いずれ、フジの葉とムクノキの葉と、日光の奪い合いになることと思われる。
 樹冠が集めた雨水が幹を流れ下る。その経路に沿って苔がついて、幹に濃緑色の筋模様が見える。
 雄大な根を持ち、幹囲データから想像する以上の迫力が感じられるムクノキである。

※)兵庫県伊丹市のMさんから、このムクノキが倒壊したとのメールをいただいた(感謝)。添付された写真を拝見すると、地上5mほどで伐採されている。平成29年(2017)10月頃の台風で倒れたらしい。幹の内部はすっかり空洞になっていたようだ。幸い根幹境界部付近から若い枝が出て葉を沢山つけている。死んでしまったわけではないようだ。旧に復すのは難しいだろうが、少しでもかつての姿に近づいて欲しいと思う。(2021/06/16追記)
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