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龍雲寺本堂 |
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名称 龍雲寺のスギ (りゅううんじのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 8.7m(注1)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 岩手県一関市室根町折壁字絵図下(注2)
〃 3次メッシュコード 5841−33−25
〃 緯度・経度 北緯38度56分28秒
東経141度26分36秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年8月21日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2005年9月20日、一関市に合併。旧行政区は東磐井郡室根村
旧室根町役場の北1kmほどに、曹洞宗松樹山龍雲寺がある。
嘉祥3年(850)円仁の開基と伝え、初めは天台宗だった。文応元年(1260)北条時頼の命で焼き払われたが、正和2年(1313)には葛西信重により再興され、室根山(室根神社)新宮の別当となった。曹洞宗への改宗は永正年中(1504〜21)のこと。本尊の聖観音像は、明治の廃仏毀釈の際に、室根山新宮から移されたという(以上、平凡社「岩手県の地名」を要約)。
広い境内を有する立派な寺である。
大杉は、本堂背後の墓地に立っている。墓地も広大で、緩やかな斜面の起伏そのままに墓石が並んでいる。
地上3〜4mで4幹に分かれている。最も太い幹の本堂側には大きな傷痕があるので、元来は5本の幹があったうち、1本が失われたもののようだ。
残念ながら、内部は腐朽が進みつつあるようだ。早めに手を打った方が良いように思うのだが。
※残念ながら、その後伐採されたようで、今はもうない。(2015.11.26追記) |
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