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名称 両之木八幡神社のスギ
(りょうのきはちまんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山梨県笛吹市一宮町末木(注2)
〃 3次メッシュコード 5338−35−65
〃 緯度・経度 北緯35度38分39秒
東経138度41分10秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年1月10日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)平成16年(2004)10月12日、周辺6町村が合併して笛吹市誕生。旧行政区は東八代郡一宮町
末木の八幡神社は、国道20号「両之木神社北」交差点の南西に鎮座する。ロードマップなどではしばしば「両之木神社」と記されるが、この名について、その由来が境内の石碑に記されていた。
明治の初め、境内の2本のスギが根で繋がっているのを、村人が見つけた。これは縁起が良いと考えられたのだろうか、同8年(1875)頃から「2本の木の八幡神社」、つまり「両之木八幡神社」と呼ぶようになったという。
その後、ほかにスギが3ペア、ケヤキが1ペア、やはり根が繋がっているのが見つかった。神社は、縁結び、夫婦円満の御利益があるということになったようだ。
現在、1組の切株が覆い屋根の下に祀られている(左図、大杉と人物の間に見えるのがそれ)。また、さらに平成元年(1989)にはヒノキのペアも見つかって、上記の石碑は、その根元に設置されている。
さて、大杉であるが、本殿の後方に立っている。
細い注連縄が掛けられている。神木扱いされているのだろう。小さな石祠が周りに並ぶ。
残念ながら、樹勢は万全とは言い難いようだ。
すぐ近くには、目通り4.6m(実測値)のケヤキもある。 |
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