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名称 白山神社の六本ヒノキ (はくさんじんじゃのろっぽんひのき) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 ヒノキ 樹高 25m(注2) 目通り幹囲 5.0m(注3) 推定樹齢 600年(注4) 所在地の地名 岐阜県郡上市大和町神路口神路(くちかんじ) 〃 3次メッシュコード 5336−57−33 〃 緯度・経度 北緯35度47分02秒 東経136度55分00秒 岐阜県指定天然記念物(1979年6月15日指定) 撮影年月日 2004年4月7日 注1)岐阜県教育委員会が設置(設置年月不詳) 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による 注3)同上。ただし、測定部位が違うと、値は大きく変わるようで、岐阜県文化財図録などでは6.2mとされている 注4)旧大和町のホームページによる 口神路(くちかんじ)の白山神社の本殿横に、異形のヒノキが立っている。地上2mあたりまでは1本の幹が立ち上がっているが、そこから多数の幹に分かれている。遠い昔、まだ若い頃に主幹が損傷を受け、このような姿になったものだろうか? 名は六本ヒノキだが、枯れかけたものも含めて数えれば、幹は9本ある。 石垣の縁に半ば腰を掛け、半身を乗り出したような姿だ。背後に回って撮ってみたのが上の写真である。「西遊記」で、掌で踊らされているのも知らず、慢心した孫悟空が、ひと飛びで10万8千里を進む「きん(「角」偏に「力」と書く)斗雲」に乗って辿り着いたところに立ちふさがった、お釈迦様の手を連想した。 葉の少ない老ヒノキとは対照的に、若い草木は春の活動を始めようとしていた。石垣に連なる斜面にはカタクリの花が咲き誇っていた。 |
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