|
|
|
名称 栗林公園のヒマラヤスギ
(りつりんこうえんのひまらやすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 ヒマラヤスギ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 4.6m(注1)
推定樹齢 100年以上(注1)
所在地の地名 香川県高松市栗林町1丁目
〃 3次メッシュコード
〃 緯度・経度 北緯34度19分48.5秒
東経134度02分40.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年3月28日
注1)現地の案内板による。設置者名は記されていないが、公園管理者(香川県)が設置したと思われる
ヒマラヤスギは、スギ科ではなく、マツ科に属する。(葉を見れば納得できる)
ヒマラヤシダと呼ばれることもある。この場合のシダは羊歯ではなく、英語のceder(シーダー)が訛ったもの。
名前の通り、ヒマラヤ地方原産。日本に入ってきたのは明治初期のようだ。
洋風の公園などでよく見かけるが、ここ栗林公園にも、明治32年(1899)に商工奨励館が建てられた際、それから間もない頃に、建物の前部を飾る樹木として植えられたヒマラヤスギがある。(従って、樹齢は100年を少し超えた程度だと思われる)
実は、このヒマラヤスギが栗林公園内の全樹木中、最も大きい。環境省巨樹データベースには、ホルトノキが1本登録されているだけだったので、こんなヒマラヤスギがあるとは知らなかった。予期せぬ出会いである。
帰宅後、同データベースを詳しく調べてみたら、2013年3月現在、ヒマラヤスギの登録件数は55件あった(新宿御苑だけで20件ある)。
そのうち、株立ちを除いて幹囲4m以上のものは、皇居の428cmを筆頭に、全部で3件。それに栗林公園のヒマラヤスギは含まれていない。従って、数字上では、標記のヒマラヤスギが日本一だということになる。
栗林公園という有名な場所にあるのに、何故、環境省データベースから漏れてしまったのだろうか? |
|