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名称 隣江寺のクスノキ (りんこうじのくすのき) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 クスノキ 樹高 14m(注1) 目通り幹囲 5.5m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 三重県志摩市磯部町坂崎(注3) 〃 3次メッシュコード 5136−46−27 〃 緯度・経度 北緯34度21分13.2秒 東経136度50分17.7秒 志摩市指定天然記念物(1999年12月24日指定) 撮影年月日 2019年3月30日 注2)PDF版「志摩市の文化財」パンフレットによる(隣江寺からはこのクスノキのほかにイチョウも天然記念物指定を受けている。両者を比べると、明らかにクスノキの方が大きいのに、パンフではイチョウの数値の方が大きい。幹囲データが入れ替わったと理解して記載した) 注3)2004年10月1日、志摩郡内5町が合併して志摩市誕生。旧行政区は志摩郡磯部町 真珠養殖と言えば英虞湾(あごわん)が有名だが、その西にある五ヶ所湾や贄湾(にえわん)等でも養殖される。 鳥羽市との市境を成す的矢湾(まとやわん)も同様。複雑に深く切れ込んだリアス式海岸が作る波静かな入江は、アコヤガイを育むのに絶好の環境なのだろう。 的矢湾の奥に山田川が注ぎ、河口近くが広くなっていて、「伊雑(いぞう)ノ浦」と呼ばれている。 坂崎は、伊雑ノ浦南東岸の集落。集落の南端近くに、曹洞宗玉樟山隣江寺がある。 左図のクスノキは、隣江寺の石段を登った先。 樹下にベンチがあった。 暑い日など、近所のお年寄りが木陰に集い、伊雑ノ浦を渡ってきた風に涼を取ることもあるのだろうか。 ちなみに、隣江寺は勢州七福神めぐりの寿老人札所だということである。 |
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