|
|
|
名称 雷神大杉 (らいじんおおすぎ)
名称の典拠 朱塗りの鉄製階段の下に、この名を刻んだ石碑があった
樹種 スギ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 山形県最上郡最上町向町(沢原)
〃 3次メッシュコード 5840−14−11
〃 緯度・経度 北緯38度45分56.4秒
東経140度30分38.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月15日
注1)坂本俊亮著「山形県最上の巨樹・巨木」による
注2)最上地域観光協議会のウェブサイト「巨木の里探訪」による
JR陸羽東線最上(もがみ)駅の北西約1.3km。国道47号から200mほど北に入ったところに、正面から見ると椀を伏せたように見える小山があり、その頂部に数本のスギと社(やしろ)が見える。
それらのスギの中で最も北側、社殿の後方に立つ1本が図抜けて太い。これが「雷神大杉」だ。
上記「山形県最上の巨樹・巨木」によれば、「空をつくような大きい木だったが、あるとき雷がこの木に落ちて二つに割れ、頭がなくなってしまった」と伝えられているらしい。「雷神の祟りではないかと怪しんだ地元の人々は、割れた部分に雷神の石を祀って祈りを捧げた」そうで、それが雷神大杉の名前の由来なのだろう。
ユニークな場所に立つ、ランドマークの大杉である。 |
|