名称　雷電神社のモミ　（らいでんじんじゃのもみ） 名称の典拠　なし 樹種　モミ 樹高　不明 目通り幹囲　６．７ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　福島県南会津郡南会津町福米沢（注2） 　〃　３次メッシュコード　５５３９−６５−４８ 　〃　緯度・経度　北緯３７度１２分２１秒 　　　　　　　　　　　東経１３９度４３分４０秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１３年９月２４日 注1）高地側の地表面から１．３ｍ上方における幹囲を実測 注2）２００６年３月２０日、郡内４町村が合併して南会津町誕生。旧行政区は南会津郡田島町 　旧田島町中心部から、檜沢川（ひさわがわ）左岸を国道２８９号で西に向かう。塩江の五本松を過ぎて間もなく、北に２００ｍほど入ったところに、檜沢中学校と桧沢小学校が校地を接して並んでいる。（小学校の方は針生小学校と統合されたのを機に、文字を「檜沢」から「桧沢」に改めたようだ） 　雷電神社は小学校の東隣。 　杉木立のなかを真っ直ぐ延びる参道を進むと、正面に社殿があり、向かって右手に、大きなモミが聳え立っているのが見える。 　根が大きく広がり、がっしり地面を掴んでいる。そろそろモミ独特の肥厚も見られそうな雰囲気だ。体格も良い。 　幹囲を測定したら６６７ｃｍという値を得た。 　２０１３年９月現在、環境省巨樹データベースに登録されている１６９１件のモミ（なかには二重登録もあるので、本数でいえばこれよりやや少ない。またこのモミ自体は登録されていない）に照らして、全国第５位の大きさにあたる。 　不思議なことに、地元以外、このモミはあまり知られていないようだ。私自身も「樹の国･日本」を拝見するまで、存在を知らなかった。福島県総合緑化センター刊「緑の文化財」にも載っていない。 　学校のすぐ隣にあり、卒業生なら知らぬ者はないと思うのだが。