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名称 尾崎太神宮のクスノキ
(おざきだいじんぐうのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福岡県遠賀郡遠賀町尾崎
〃 3次メッシュコード 5030−65−22
〃 緯度・経度 北緯33度51分33.8秒
東経130度38分59.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年7月27日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
「田園」という地名を持つ新興住宅地(パスコタウン田園都市)の北西、畑の先に、下図のような緑の巨大饅頭が見える。要するに小さな森なのだが、その樹冠の大部分を、この1本のクスノキが占めている。
森の入口には「太神宮」の額を掲げた石鳥居があった。環境庁資料では、クスノキは個人所有となっているが、私のサイトでは、石額の名前をとって、標記のように呼ばせてもらうことにした。(畑の西を通る細い道から登る階段もある)
樹下に入ると、何本もの太い横枝が水平に伸び、まるで緑の天蓋である。
そんなだから、樹冠の内部は、外とは別の小世界であるかのような感覚が生まれる。神域のように感じられるのも当然なことだろう。当否は不明だが、ここではまずクスノキがあって、その後に信仰心が生じたのではなかろうか。
枝の数、葉の量から見て、旺盛な成長途上にあると思われる。
現時点では、幹の太さにまだ物足りないものを感じるが、将来、近隣に名を轟かせる巨木となるのを期待したい。 |
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