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石鳥居上のハト |
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名称 親子抱き合いの欅
(おやこいだきあいのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 富山県高岡市横田町3丁目
〃 3次メッシュコード 5537−00−90
〃 緯度・経度 北緯36度44分58.4秒
東経137度00分10.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2005年7月9日
注1)設置者名が記されていないが、多分、所有者たる有礒正八幡宮が設置したと思われる。ただし読み方については「おやこだきあいのけやき」と読むのかも知れない
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
有礒正八幡宮(ありそしょうはちまんぐう)境内に立つ。
樹名の由来について、説明があった。
もとからあったケヤキの脇に子木が芽吹き、成長するにつれ、互いに抱き合うような姿になった。その姿を親子が助け合う象徴と見た人々は、家内安泰をこの木に祈るようになった。およそ、そんな内容である。
親木が枯れたのは、ずいぶん昔のことだったのだろうか。今は「抱き合う」というより、枯れた幹を、子が周りを取り囲んで守っているように見える。その子も主幹を途中で失い、すっかり老木の姿になってしまったけれども。
ケヤキの前に建てられた石鳥居は、ケヤキそのものが信仰の対象であったことを物語っている。
見ると、鳥居にブロンズ(?)のハトが止まっている。いわれは知らないけれども、ごく自然な感じに見えた。 |
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