ページタイトル:赤だもの一本木 当サイトのシンボルマーク

画像:赤だもの一本木 名称 赤だもの一本木 (あかだものいっぽんぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ハルニレ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 350年(注2)
所在地の地名 北海道石狩市生振(おやふる)
 〃 3次メッシュコード 6441−62−28
 〃 緯度・経度 北緯43度11分13.0秒
           東経141度20分59.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年6月5日

注1)北海道の「記念保護樹木」に選ばれたことを示す案内板。北海道が設置(設置年月不詳)
注2)今田秀樹著「2018 北海道の巨樹・名木150選」による





 石狩川(いしかりがわ)の長さは268km。日本国内では信濃川、利根川に次いで3番目にあたる。流域面積は1万4千330平方km。こちらは利根川について日本第二位。石狩川は日本で三指に入る大河だ
 その河口近く、直線的な石狩川と、蛇行を繰り返す茨戸川(ばらとがわ。もとの石狩川本流)に囲まれた部分が生振(おやふる)である。全体がほぼ水平な農地で、その中を碁盤目のように道路が通る。
 しかし、かつての姿は数多くのハルニレが生育する原野だったらしい。
 明治4年(1871)にこの地の開拓が始まり、木々は切り倒されて、この1本だけが残されたと言われているとのこと。(上記案内板による)
 昭和47年(1972)「北海道記念保護樹木」に指定された。(北海道ではハルニレを赤だもと呼ぶことが多い)
 生振小学校の西南西約1km。壁に「石狩町農業協同組合農業倉庫」と大書した大きな建物の横に立っている。(道路からもよく見える)
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