|
|
|
名称 尾鷲神社大楠 (おわせじんじゃおおくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 25m/25m(注2)
目通り幹囲 10.2m/9.0m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 三重県尾鷲市北浦町
〃 3次メッシュコード 5136−01−85
〃 緯度・経度 北緯34度04分36.9秒
東経136度11分44.8秒
三重県指定天然記念物(1937年11月12日指定)
撮影年月日 2009年6月12日
注1)尾鷲市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による。いずれも前者が道路よりの個体のデータ
尾鷲市街地北部、北川左岸(北岸)の県道沿いに尾鷲神社が鎮座している。祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)。大宝年間(701〜4)に播磨国広峯神社から勧請したと伝える古社だ。
鳥居横に2本、拝殿に向かって右手前に1本、そして本殿後方の社叢中に1本、合計4本の大クスノキが立っている。鳥居脇の2本と本殿裏の1本は目通り10m前後。堂々たるサイズである。
鳥井脇の2本は、ごく接近して立っているため、「夫婦楠」と呼ばれることも多い。一部が道路上に迫り出しているため、車窓からもよく見える。
尾鷲神社の旧社殿は、この夫婦楠のすぐ西側に建っていたらしい。旧社殿がここにあったのは、夫婦楠と無関係ではあるまいと思われる。宝永4年(1707)の津波で流失した後、今の場所に再建されたが、それまで社殿があった場所には、獅子殿を移築して、旧を偲んでいる。
クスノキは、いずれも元気が良い。
まだまだ大きくなると思われる。
(掲載写真は、いずれも夫婦楠)
|
|