|
|
|
名称 王子のクス (おうじのくす)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 クスノキ
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 9.6m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 徳島県名西郡石井町高原字桑島
〃 3次メッシュコード 5134−13−04
〃 緯度・経度 北緯34度05分12.8秒
東経134度25分35.9秒
石井町指定天然記念物(1996年4月3日指定)
撮影年月日 2010年8月1日
注1)1996年8月に石井町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)現地の案内板(設置者名・設置年月とも不詳)による
石井町には王子神社がいくつもあるが、大クスノキの王子神社は、高原小学校の北東600mほど。
環境庁時代に刊行された「日本の巨樹・巨木林」では豊玉毘売神社(とよたまびめじんじゃ)の名で記されており、事実、その名を刻んだ石柱も境内に立っているが、今は、王子神社と呼ばれているようだ。上記案内板でも王子神社とされているし、昭文社の県別マップルも王子神社としている。
高原小学校から王子神社にかけて、周辺より少し土地が高くなっている。と言っても標高は10mほどしかないのだが。吉野川の堤防からは約1km。案内板には、江戸時代に洪水が発生した際、多くの人畜がこのクスノキにより救われたとする伝承が紹介されている。
大クスノキは社殿に向かって右手。水屋の先。
失われた大枝が多く、支柱の助けを借りている大枝もあるが、全体としてはまだ元気だ。
もうしばらく雄姿を見せ続けてくれることだろう。 |
|