ページタイトル:扇島志賀海神社のクスノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:扇島志賀海神社のクスノキ 名称 扇島志賀海神社のクスノキ
    (おうぎしましかのうみじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 クスノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福岡県八女郡広川町川上(扇島)
 〃 3次メッシュコード 4930−64−74
 〃 緯度・経度 北緯33度14分07.1秒
           東経130度33分30.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年4月3日

注1)「しかのうみ」の読みは、神社近くにお住まいの方から聞いた。本社と思われる福岡市東区志賀島鎮座の志賀海神社では「しかうみ」と読んでいる
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 広川町役場から、直線距離にして南東に950m。広川町に隣接する八女市の福島高等学校からは、北に400mほどの位置に志賀海神社が鎮座する。
 広川町公式ウェブサイトの地域ニュースのページに「扇島区御輿(みこし)練り歩き」の記事が載っていた。古くからの行事ではなく、平成27年(2015)に始まった新しい行事のようで、主役は子供たち。ここでは御輿を担ぐのでなく、車に乗せて曳き綱で引く。だから、小さな子供でも参加できる。行事には、地域社会と積極的に関わる気持ちを子供の頃から醸成したいという願いも込められているのかも知れない。
 御輿の出発点であり、終着点でもあるのがここ志賀海神社である。神社は地域結束の拠り所なのだろう。広場の向かい側には扇島公民館もある。(同記事には「しがうみじんじゃ」の読みが示されていた)
 クスノキは志賀海神社本殿の後方。広場に陣取っている。位置から見て、神木であってもおかしくないのだが、注連縄はつけていない。
 かなり前に大枝の先端部を全て切断されたようで、現在の樹冠は、その後に伸びた枝が支えている。
 志賀海神社の近くには、まだ耕地が多く残っていて、背の高い建造物もない。近くまで達すれば、自然にクスノキの姿が見えてくる。
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