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名称 王城神社のクスノキ
(おうぎじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県太宰府市通古賀(とおのこが)5丁目
〃 3次メッシュコード 5030−24−01
〃 緯度・経度 北緯33度30分26.0秒
東経130度30分43.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年4月1日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
西鉄天神大牟田線の都府楼前(とふろうまえ)駅と西鉄二日市(にしてつふつかいち)駅の中間付近、通古賀5丁目のほぼ中央、住宅密集地に王城神社が鎮座する。大宰府政庁跡からは、南南西に800mほど。
Wikipediaによると、太宰府天満宮所蔵の「王城神社縁起」に、神武天皇が四王寺山(王城山)に城を築き、山中に武甕槌命(たけみかづちのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)を祀ったことに由来し、天智天皇4年(665)に都府楼が建てられた際に現在地に遷座したとされているらしい。
しかし、縁起が記述されたのは寛政2年(1790)のことであり、内容についても神武天皇が登場したりと、史実としての正確さについてはあまり期待出来なそうだ。
クスノキは拝殿の右(向かって左)。神木とされているようだ。傍らには釣り竿を担いだ古装束の男性(えびす神だろう)が描かれた石が置かれている。「猿田彦大神」、「恵毘須(えびす)」と刻まれた石も。
たまたま境内では数人の男性が月次祭の準備をしておられた。挨拶を交わし、遠来のクスノキ見学者を歓迎して下さったが、すぐまた仕事に戻られた。
神社もクスノキも、氏子さんたちから大切に守られ続けてきたのだろうと思われた。 |
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