ページタイトル:小内神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:小内神社のケヤキ 名称 小内神社のケヤキ (おうちじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 8m(注1)
目通り幹囲 4.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県長野市若穂綿内(わかほわたうち)字森
 〃 3次メッシュコード 5438−72−41
 〃 緯度・経度 北緯36度37分23.6秒
           東経138度16分06.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年11月10日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 上信越自動車道須坂長野インターチェンジの南方(やや西)1.3kmほどのところに小内神社が鎮座する。
 長野県神社庁の神社紹介ウェブページによると、若穂地区唯一の延喜式内社で、元は南東4.2kmほどに聳える妙徳山(みょうとくさん、1294m)の白鬚明神を祀る小社が本社だったらしい。のち山頂から移され、幾度か遷座を続けたあとで、千曲川の流れが西に移ったことにより新たに出来た集落である現在地に、永正元年(1504)に遷座した。かつては越智神社と称していたが、寛永元年(1624)に現社号に改めたとのこと。
 境内前面、道路に覆い被さるように左図の大ケヤキが立つ。ただし、その姿は「立つ」と言うより「寄りかかる」と言った方が適当かも知れない。
 この姿になっても住民の方々からは大切にされているようで、幹はがっしりと支柱で支えられ、「頭上注意」の注意書きが添えられている。
 樹姿から思うに、幹が倒れたのはかなり昔のことのようだ。社前を水路が通っていて土が緩み、そのために倒れたのでないかと想像するのだが、どうだろう。
 根元近くで進んだと思われる腐朽が一段落して、今のところは樹勢も安定しているようだ。
 当地に遷座して間もなく植えられたとすれば、樹齢は約500年となる。
 実際はもっと少ないのかも知れない。多くとも500年を超えることはないだろうと思われる。
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