ページタイトル:越坂日吉神社のスダジイ 当サイトのシンボルマーク

画像:越坂日吉神社のスダジイ(幹と並ぶ) 名称 越坂日吉神社のスダジイ
    (おっさかひよしじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 8m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県鳳珠郡能登町越坂(注2)
 〃 3次メッシュコード 5537−71−69
 〃 緯度・経度 北緯37度18分20.8秒
           東経137度14分27.3秒
能登町指定天然記念物(1983年6月24日、「日吉神社の社叢」の名称で一括指定)(注3)
撮影年月日 2020年6月8日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年3月1日、2郡に跨がる3町村が合併して鳳珠郡能登町誕生。旧行政区は珠洲郡内浦町
注3)旧内浦町教育委員会が設置した案内板には「日吉神社の森」とあるが、能登町指定文化財一覧表に載る名前は上記のとおりである





 九十九湾(つくもわん)の東、南に突き出る半島上に、越坂の日吉神社が鎮座する。(神社のすぐ近くに、石川県の設置施設「のと海洋ふれあいセンター」の大きな駐車場がある)
 石川県神社庁の神社紹介ページでは創立年代等不詳ということだが、半島の先端部には越坂城があったということであるから、この城と何らかの関係があるのかも知れない。
 社叢が天然記念物とされている。
 基本的には常緑広葉樹を主体とする森で、アカマツ等も混じる。全体にやや鬱蒼とした感じ。
 どうという風にも思えないのだが、案内板によれば、暖地性要素の多い、昔の植生を残す貴重な社叢だという。森の構成要素に学術的な意義があるということなのだろう。喬木だけでなく、灌木や一部の下草まで含めての指定のようだ。
 標記のスダジイは本殿のすぐ横。向かって右。
 株立ちのスダジイなので、巨木としての迫力はいまいちだが、株回りの大きさは境内随一である。
 他に、目分量で4mくらいのタブノキ巨木もある。(こちらは単幹)
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