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名称 白角折神社の楠 (おしとりじんじゃのくす)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 9.0m(注1)
推定樹齢 1000年(注2)
所在地の地名 佐賀県神埼市神埼町城原(注3)
〃 3次メッシュコード 5030−02−19
〃 緯度・経度 北緯33度20分54秒
東経130度21分54秒
佐賀県指定天然記念物(1965年7月23日指定)
撮影年月日 2012年7月29日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)神埼市教育委員会が設置した案内板による(設置年月不詳)
注3)2006年3月2日、神崎郡内の2町1村が合併して神埼市誕生。旧行政区は神埼郡神埼町
城原川(じょうばるがわ)右岸、谷を流れてきた川が平野部に出るところに、白角折神社(おしとりじんじゃ)がある。
案内板によれば、創立は古く、貞観15年(873)には従五位下に叙せられたようだ。かつては櫛田宮、高志神社とともに、神崎庄の三所大明神と称して栄えたが、荘園が衰えるにつれ寂れてしまったという。
県天然記念物のクスノキは、入口の鳥居の近く。社殿から見て斜め前方に大きく傾いている。
何十トンもの巨体が非常にアンバランスな姿で立つのだから、それを支える根の力は、相当な大きさになっているはずだ。逞しい根があってこその樹形である。
根には、一部に空洞を塞いだ痕なども見られるが、今のところ健康そうに見える。
実感としては、神埼市内随一のクスノキである。 |
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