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画像:押井のケヤキ 名称 押井のケヤキ (おしいのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 9.8m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 愛知県豊田市押井町(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5237−63−31
 
〃 緯度・経度 北緯35度11分51.7秒
           東経137度23分08.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年2月11日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2005年4月1日、豊田市に合併。旧行政区は東加茂郡旭町





 旧旭町の谷間を縫って走る県道490号沿いに立つケヤキ。残念ながら9.8mまではなさそうだ。
 ここは昔の押手村。明治11年(1878)、二井寺村と合併して押井村となった。
 その頃から既にケヤキの巨木ぶりが信仰の対象となっていたものか、根元の岩に磨崖仏が彫刻されている。文久3年(1863)に刻まれたものという。
 1体は地蔵菩薩だろうか。もう片方は仏像ではなく、切っ先を上に向けて直立する剣に蛇のようなものが巻き付いている。何らかの明王を暗示しているのだろうか。
 ケヤキの本体は岩上にあるが、磨崖仏の横をすり抜けて、太い根が地に突き刺さっている。
 ぼやぼやっと育ったケヤキでないことだけは確かである。
 
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