ページタイトル:押畑の大シイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:押畑の大シイ(幹と並ぶ)

画像:押畑の大シイ
名称 押畑の大シイ (おしはたのおおしい)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 スダジイ
樹高 5m(注1)
目通り幹囲 8.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 千葉県成田市押畑
 〃 3次メッシュコード 5340−52−65
 〃 緯度・経度 北緯35度48分18.6秒
           東経140度18分54.8秒
成田市指定天然記念物(1971年11月3日指定)
撮影年月日 2014年5月11日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 押畑は、成田市街地の北方。根木名川(ねこながわ)と小橋川(こばしがわ)の合流点の南。水田に囲まれた集落である。
 その東端近く、旧家の裏山に立つスダジイ。背が低いので、少し離れると、シイの姿は見えない。
 昭和55年(1980)に成田市教育委員会が設置した案内板は、「椎の大樹」のタイトルで、「樹名」を「いたじい」としている。
 イタジイはスダジイの異称。ナガジイと呼ぶこともあるようだが、これはツブラジイのドングリが丸みを帯びた円ら(つぶら)な形をしているのに比べ、やや細長いドングリをつけるから。
 では何故イタジイであり、スダジイなのか。残念ながら定説はないようだ。樹名の由来について詮索好きな牧野富太郎博士も適当な理由を思いつかなかったようで、「新日本植物図鑑」で「意味不明」と白状している。
 閑話休題。
 もともと株立ちのシイだったと想像するが、要(かなめ)となっていた中央幹(これが最も太かった)が失われ、そこにぽっかり穴が開いている。その後、かつて脇役だった支幹が大きくなって、現在の樹形を形作ったものと思われる。株全体の大きさはなかなかのものである。
 このシイに会うには、所有者のお屋敷を通していただかなくてはならない。
 突然の来訪者を快く迎えて下さり、シイのところまで案内して下さったご主人に、この場を借りて、改めてお礼申し上げたい。
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